太陽はどうして光るの?小学生にもわかる太陽のひみつ
「ねぇ、太陽ってなんで毎日あんなにピカピカ光ってるの?」
小学生の子にとてもよく聞かれる質問です。この記事では、そんな疑問にそっと寄り添うように「太陽はなぜ光るのか?」「中はどうなってるの?」など、宇宙の入り口をやさしく会話するように解説していきます。
太陽、なぜ光っているのか?エネルギーの正体は何なのか?
「太陽ってどうしてあんなに明るいの?」と聞かれたら、僕はこう答えます。
「太陽の中ではね、“水素(すいそ)”というガスがぎゅ〜っと押されて、くっついて “ヘリウム” という別の物質に変わっているんだよ。」
すると子どもたちはだいたい目を丸くしてこう聞き返します。
「えっ? くっついただけで光るの?」
そう、これが核融合(かくゆうごう)という現象です。まるで風船をギューッと押してパンッと割れた瞬間にエネルギーが広がるように、太陽の中では水素がギュッと押されてくっつき、そこからとんでもなく強い光と熱が生まれているのです。
だから太陽は、毎日毎日、休むことなく光り続けているんです。
太陽、その内部はどうなっているのか?構造を初心者向けに解説
「太陽の中ってどうなっているの?」という質問はとても多いです。太陽は次のような層でできています。
- 中心核(ちゅうしんかく)
- 放射層(ほうしゃそう)
- 対流層(たいりゅうそう)
- 光球(こうきゅう)
- 彩層(さいそう)
- コロナ
中心核=超巨大ストーブの「火の元」
太陽のいちばん中心にある「中心核」は、太陽の心臓のような場所。ここで核融合が起きて、太陽の光と熱のほとんど全部がつくられます。
温度はなんと1,500万度以上。地球上には絶対に存在しない温度です。
放射層=光がじわ〜っと進む場所
中心核で生まれた光は、放射層という場所をじわ〜っと進みます。しかしとてもぎゅうぎゅうなため、光はまっすぐ進めず、なんと数万年〜数百万年もかけて外側へ向かっています。
対流層=お湯がグツグツ動くイメージ
太陽の外側の「対流層」は、お鍋の中のお湯がぶくぶく動くのと似ています。熱いガスが上にあがり、冷えたガスが下に戻るという動きがずっと続いています。
光球・彩層・コロナ=太陽の外側の“服”
太陽の外側には3つの層があります。
- 光球…私たちが「太陽だ」と見ている明るい部分
- 彩層…赤っぽく見える薄い層
- コロナ…皆既日食で見える白いひかり
特にコロナの温度は100万度以上。外側のほうが熱いという、とても不思議な現象です。
太陽、恒星とは何か?惑星との違いをわかりやすく説明
「太陽って星なの?」と聞かれることがあります。答えははい、太陽は本物の星=恒星(こうせい)です。
恒星=自分で光る星
太陽のように、自分の体の中で核融合を起こして光る星を「恒星」と言います。
惑星=光を反射しているだけの星
地球や火星などの惑星は、自分では光っていません。太陽の光を反射して光って見えているだけです。
つまり、
太陽=自分で光る恒星
地球・火星=光を反射する惑星
太陽、寿命はどれくらいなのか?今後どう変化していくのか?
「太陽っていつ消えるの?」と聞かれたら安心してこう言えます。
太陽の寿命は100億年。そのうち、まだ半分残っています。
太陽の未来:赤色巨星→白色矮星
太陽は年を取るとどんどん大きく膨らみ、赤色巨星になります。その後、外側を吹き飛ばし、最後には白色矮星という小さな星になります。
太陽、地球にどんな影響を与えるのか?フレアや黒点の仕組み
太陽フレア=巨大な火の花火
太陽の表面で起きる大爆発のような現象が太陽フレアです。地球では電波が乱れたり、オーロラが強くなったりします。
黒点=太陽のホクロみたいなもの
黒い点のように見える黒点は、温度が少し低い場所。太陽の磁力がグルグルもつれてできるものです。
太陽、まとめ
太陽は、ただの“明るい丸”ではなく、
- 自分で光る恒星であり
- 核融合でエネルギーを生み続け
- 地球に光と温かさを届ける特別な存在
太陽を知ると、宇宙がもっと面白く感じられます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 太陽はどうしてそんなに明るいのですか?
A. 太陽の中心で「核融合」という反応が起きていて、そこから強い光と熱が生まれているからです。
Q2. 太陽の中って見えるの?
A. 中は見えませんが、温度や動きは光のゆらぎを調べることで分かっています。
Q3. 太陽っていつか消えるの?
A. すぐには消えません。あと50億年くらいは今のままです。
Q4. 太陽フレアって危ないの?
A. 地球の生活に大きな影響はほとんどありませんが、人工衛星や通信が少し乱れることがあります。

