ぺこぱのブレイク理由は“否定しないツッコミ”だけじゃない|有吉の壁で魅せた実力とは?
「時を戻そう」の決め台詞で大ブレイクしたお笑いコンビ・ぺこぱ。
中でも、ツッコミ担当の松陰寺太勇さんは山口県出身で、地元からも多くの応援を集めています。
有吉の壁での活躍は記憶に新しく、キャラネタや即興のセンスで確かな実力を見せつけました。
本記事では、ぺこぱがどのようにして“壁”を乗り越えたのかを、詳しく掘り下げていきます。
【分析①】“時を戻そう”だけじゃない!ブレイク前からの強み
ぺこぱの代名詞となった「時を戻そう」は、確かにインパクト抜群のキラーフレーズです。
しかし、彼らのブレイクは単なるワンフレーズ芸に留まらない“土台の強さ”があってこそ。
松陰寺太勇さんは、山口県光市出身。
地元の高校を卒業後、上京して音楽活動を経て芸人の道へ。
音楽活動で培ったリズム感とステージ慣れが、独特な“リズムボイス漫才”の原点にもなっています。
一方のシュウペイさんは、明るい天然キャラが魅力。
相方の“変わった言葉選び”に対し、自然体でリアクションを返すことで、
ぺこぱの漫才は「ツッコミに見えないツッコミ」という斬新なスタイルを確立しました。
ブレイク前からライブでは一定のファンを獲得しており、
賞レースでは“クセになる芸風”として注目されていた存在です。
つまり、ぺこぱの人気は「時を戻そう」のヒットだけでなく、
元々のキャラ作り・ライブでの鍛錬・異色な経歴という
複合的な強みが土台になっていたのです。
【分析②】有吉の壁で見せた「キャラ芸」の真価
『有吉の壁』でのぺこぱは、他の番組では見られないような“振り切ったキャラ芸”で存在感を発揮しました。
特に「一般人の壁」や「バズりの壁」では、
・シュウペイさんが突拍子もない動きやポーズ
・松陰寺さんが“時代劇風”の決め台詞
という2人の個性を最大限に活かしたネタ構成が印象的でした。
例としては、
・「忍者コスプレで現代用語を使うタイムスリップ男」
・「武士なのに現金払いで割り勘を要求する男」など、
歴史と現代を混ぜた“違和感キャラ”がSNSでも話題になりました。
彼らは“短くて強いフレーズ”+“一目で笑える見た目”を毎回しっかり仕込んでおり、
非常に戦略的な芸人でもあります。
即興力・表現力・空間把握力を兼ね備えたキャラ芸こそが、
『有吉の壁』という舞台でのぺこぱの真価を際立たせているのです。
【分析③】SNS時代に合った“やさしい笑い”の価値
ぺこぱが多くの人に支持された理由のひとつに、“誰も傷つけない笑い”というスタイルがあります。
松陰寺さんはボケに対して否定せず、
「受け入れる・共感する」スタンスで笑いを成立させます。
この姿勢は“やさしいツッコミ”としてSNS時代にマッチし、
「安心してシェアできる芸人」として人気を集めました。
さらにネタだけでなく、テレビ・CM・YouTubeなどの活動でも、
一貫して“ポジティブで温かいキャラ”を貫いていることが、
ファン層の拡大につながっています。
SNS時代において「言葉の選び方」は非常に重要です。
ぺこぱは、まさにこの時代に求められる“やさしい笑い”を体現している存在だと言えるでしょう。
【まとめ】今後もテレビで愛される理由とは?
ぺこぱは一発ギャグだけの芸人ではなく、
キャラ力・即興力・やさしさを武器に、
さまざまなフィールドで活躍を続けています。
『有吉の壁』という挑戦の場でも、
毎回全力で笑いを届ける姿は“テレビ芸人のプロ”そのもの。
地元・山口県出身の松陰寺さんが体現する「真面目だけど面白い」姿勢も、
多くの視聴者の共感を呼び、今後さらに評価されていくことでしょう。
「笑って、元気になれる芸人」として、
ぺこぱはこれからも、私たちのそばにい続けてくれるはずです。
コメント