月の満ち欠け・光の仕組み・動きの理由をやさしく解説
「ねぇ、どうして月って毎日ちがう形に見えるの?」
小学生の子からよく聞かれる質問です。この記事では、そんな疑問に答えるように、月の満ち欠けや動き、光のしくみなどを会話するようにやさしく解説していきます。
月、なぜ形が変わるのか?満ち欠けの理由をわかりやすく解説
「昨日は丸かったのに、今日は細いよ!」と不思議に思う人は多いです。
まず知ってほしいことは、月そのものはいつも丸いままだということ。形が変わって見えるのは、「光の当たり方」が変わるからです。
月は、太陽の光が当たった部分だけが明るく見えます。つまり、太陽・地球・月の位置関係が日ごとに変わることで、月の見え方も変化していくのです。
代表的な月の形
- 新月:光っている面が地球に向いておらず、見えない。
- 三日月:細くカーブした明るい部分が見える。
- 半月:明るい面が半分だけ見える。
- 満月:光の当たる部分が全部見えて、まんまる。
月、どうして光って見えるのか?明るさの仕組みをやさしく説明
「月は自分で光っているの?」と聞かれることがあります。
実は、月は自分では光っていません。太陽の光を反射しているだけです。鏡が光を返すのと同じです。
月が夜でも明るく見えるのは、
- 太陽の光がとても強い
- 月の表面が光を反射しやすい
- 地球から比較的近い
という理由があります。
月、どのように地球のまわりを回っているのか?動きの秘密
月の裏側が見えない理由は、月の自転(自分で回る)と公転(地球のまわりを回る)のスピードが同じだからです。
この状態を潮汐ロックと言い、いつも同じ面だけが地球に向くようになっています。
月は地球の周りを約27.3日で一周します。これが「1か月」のもとになりました。
月が地球のまわりを動くことで、太陽・地球・月の位置が少しずつ変わり、その結果、満ち欠けが起きます。
月、どれくらいの大きさと距離なのか?スーパームーンとの関係
月の直径は約3,476kmで、地球の約4分の1の大きさです。
地球から月までの距離は約38万km。ロケットで行っても数日かかる遠さです。
月は地球を少し楕円型に回るため、
- 近いとき → 大きく見える(スーパームーン)
- 遠いとき → 小さく見える
月、表面はどうなっているのか?クレーターや模様のひみつ
月には空気がほとんどありません。そのため隕石がぶつかると、そのままドーン!と穴があいてしまいます。これがクレーターです。
月の「ウサギ模様」は、明るい部分と暗い部分(マリア)の組み合わせで、偶然ウサギに見えるのです。
空気がないため、
- 風が吹かない
- 音が伝わらない
- 昼はとても暑く、夜は極端に寒い
月、地球にどんな影響を与えているのか?潮の満ち引きのしくみ
海の満ち引きは、月の引力が原因です。
月が頭上にあると海の水が引っ張られて満ち潮に、反対側のときは引き潮になります。
もし月がなかったら、
- 潮の満ち引きが弱くなる
- 海の生き物のリズムが変わる
- 地球の自転が早くなってしまう
月は地球の自然と生活にとても大切な存在なのです。
月、どうして赤く見えることがあるのか?月食の仕組み
満月が赤く見える日があります。これは皆既月食という現象です。
地球が太陽と月の間に入り、太陽光が直接届かなくなります。ですが、地球の大気を通った赤い光だけが月に届くため、赤く見えるのです。
月食と日食の違い
- 月食:地球が真ん中
- 日食:月が真ん中
月、まとめ
月は、
- 自分では光らず太陽光を反射している
- 満ち欠けは位置関係で決まる
- 地球のまわりを27日で一周
- クレーターが多数ある
- 潮の満ち引きに関わる
- 月食では赤く見える
という、とても身近で大切な天体です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 月はどうして形が変わるの?
A. 月は太陽の光を反射しているだけで、形は変わりません。太陽・地球・月の位置関係で見える部分が変わるためです。
Q2. 月は自分で光っているの?
A. 光っていません。太陽の光を反射して明るく見えています。
Q3. どうして月の裏側は見えないの?
A. 月の自転と公転が同じ速さだからです。
Q4. 満月が赤くなるのはなぜ?
A. 皆既月食で、地球の大気を通った赤い光だけが月に当たるからです。

